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岩手県林業技術センターの見学(1)

岩手県林業技術センターの見学に2月5日にいってきました。
今回の一番の目的はこの実験設備の見学でありました。
暖房もないということで防寒対策はバッチリとしていきましたが意外と暖かいように思いました。

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《集成材ラーメンによる構造で立派な実験棟です。》

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《センターの受託実験の概要を東野さんからいただきました。》

見学会の主な目的は木構造の強度試験がどのようにして行なわれているのかというものでした。
いずれ、実験は設計上必要になると考えられ、新しい耐震補強のための耐力壁、仕口。
特殊なデザインのトラス梁、合成梁、ハイブリットな梁など計算と実験で確かめらるということがこれからは重要になるのではないでしょうか。
センターには木造住宅の設計や施工に係る実験施設がいろいろありました。

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《左が曲げ試験装置。右が面内せん断試験装置。》

最初に挙げたいのが面内せん断試験装置。これは耐力壁のせん断試験を行なうもので、簡単にいうと壁倍率の
実験を行なう装置です。
しかしこれから注目したいのは壁倍率のみではなく、耐力壁の粘りや復元力ではないかと思っています。
(面材合板では釘のピッチと種類により決定されるようであるし、伝統的構法の貫ではめり込により粘りを発揮するといわれている。)

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《すでに実験された後の床合板。ビスが破断、あるいは曲げられている。》

しかし、強い耐力壁をもってきても柱と横架材が引き抜かれてはその威力を十分発揮することができません。

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そこで気になるのが接合部引抜き試験装置。
土台と柱、桁と柱など接合部へ引き抜き力を与える実験装置です。
また梁材などの曲げ試験を行なう装置もありました。(前掲の曲げ実験装置の写真)
この装置は柱の座掘試験も行なえるそうです。

2008年02月09日 登録

岩手県林業技術センターの見学(2)

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《集成材の圧縮強度試験材》
集成材に限らず木材は方向により強度が異なります。
柱のように縦に使用するときは繊維方向の強さが大事ですし
梁のように横にして使用するときは繊維に対して直角の強度が
大事になります。


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アカマツの伐採時期により色が異なることを説明した。
10月~3月までが良いということである。
しかし現在では夏の時期伐採でも可能な方法が実験でわかったということである。

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この設備は断熱の実験をする設備で左が0度で右が20度にして熱貫流率を測定するもの。

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《玄関ホールにはペレットストーブが展示》

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《センターの外観》

2008年02月09日 登録

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