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伝統的木造軸組構法の実大水平加力実験の見学

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成19年3月14日(水)に財団法人日本住宅・木材技術センター構造耐力実証実験委員会(委員長:大橋好光(武蔵工業大学工学部建築学科教授) )が独立行政法人建築研究所にて伝統的木造軸組構法の実大水平加力実験の公開しましたので見学をしてきました。
この実験は実際の大きさの住宅を横から地震力を想定した力を加え変形、損傷、振動などのデータをとるもので今後、伝統構法の構造解析に役立つものです。
1995年阪神淡路大震災以降。木造住宅の実大実験が数多く行われ現在その成果は建築基準法、木造の構造計算、耐震診断と補強などに生かされ私たちの役にたってきています。
今回の実験に使われた住宅は「大工育成塾」の卒業制作による「伝統的木造軸組構法」で柱4寸、通し柱5寸、貫1寸×3.5寸、接合の金物は使用せず内外壁とも土塗壁の本格的なものであった。
このような住宅は昔から骨太でがっちりしていて粘り強いという評価はあるものの現在の基準法では未解明なことが多いため建設を難しくしているのが現状です。
本実験によって伝統的木造軸組構法の変形、損傷、振動などを解析することによって将来の貴重な資料となるものです。
私たち建築士でさえこのような実験を見る機会はまれでしたので、その価値について理解と興味を持ち合わせている建築士数人でで800km強の往復を日帰りして見学をしてきました。
数値やレポートも大切ですが本実験を自分の目で見て肌で感じ、その感覚を身に付けることも大切だと思いました。

2007年03月30日 登録